ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臭化プロパンテリン」の意味・わかりやすい解説 臭化プロパンテリンしゅうかプロパンテリンpropanthelin bromid 第四アンモニウム系の副交感神経抑制剤のメサンテリンを改良したもの。作用が強力で副作用が少いといわれている。胃・十二指腸潰瘍,胃酸過多症,胃炎などの予防,治療に有効である。副交感神経系に対する作用はアトロピンの2~3.5倍,メサンテリンの3~5倍といわれる。副作用はメサンテリンより少いが,過量投与では口渇,視力障害,排尿障害,便秘などがみられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by