臭化プロパンテリン(読み)しゅうかプロパンテリン(その他表記)propanthelin bromid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臭化プロパンテリン」の意味・わかりやすい解説

臭化プロパンテリン
しゅうかプロパンテリン
propanthelin bromid

第四アンモニウム系の副交感神経抑制剤のメサンテリンを改良したもの。作用が強力で副作用が少いといわれている。胃・十二指腸潰瘍胃酸過多症胃炎などの予防治療に有効である。副交感神経系に対する作用はアトロピンの2~3.5倍,メサンテリンの3~5倍といわれる。副作用はメサンテリンより少いが,過量投与では口渇視力障害排尿障害便秘などがみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む