臼声(読み)うすのこえ

精選版 日本国語大辞典 「臼声」の意味・読み・例文・類語

うすのこえうすのこゑ【臼声】

  1. 箏曲山田流の奥許し物。生田流でも演奏。明治初年、三世山登松齢(やまとしょうれい)作曲歌詞は、名古屋旧家で古臼を燃やしたところ、それが香木芳香を放ったので、臼と名づけて奉行に献上したところ、歌詞を賜わったという、箏曲「夏衣」のものを転用したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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