底面積に比べて高さが低く、山頂に大きな火口があり臼(うす)の形に似ている火山。臼状(うすじょう)火山、ホマーテHomate(ドイツ語)ともいう。ドイツの地理学者シュナイダーK. Schneiderが1911年に提唱した、形態による火山分類の7基本型の一つ。おもに火山砕屑物(さいせつぶつ)からなるが、多少の溶岩流を伴うこともある。噴石丘(火山砕屑丘)の一種で、一般に小規模で、活動が短命で終わったことを物語っている。ハワイのオアフ島には、ワイキキ浜に隣接するダイヤモンド・ヘッド(海抜205メートル)をはじめ、ポンチボール、ココヘッドなど典型的なものがある。日本には好例がないが、鹿児島県桜島火山の東麓(とうろく)にある鍋山(なべやま)はこの類といわれる。
[諏訪 彰]
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新