舟津神社(読み)ふなつじんじや

日本歴史地名大系 「舟津神社」の解説

舟津神社
ふなつじんじや

[現在地名]鯖江市舟津町一丁目

おう山の東麓にある。祭神大彦おおひこ命。旧県社。相殿として大山御板おおやまみいた神社があり、祭神は猿田彦さるたびこ命・孝元天皇・金山彦かなやまびこ命・素佐奈雄すさのお命。「延喜式」神名帳にみえる今立いまだて郡一四座中の「丹津ニツノ神社」に、相殿の大山御板神社は丹生にう郡一四座中の「大山御板オホヤマミタノ神社」に比定される。古くは王山より東は今立郡、西は丹生三太みた郷で、大山御板神社は王山の山上に、舟津神社はその山麓にあり、上宮・下宮と称し、両社は三町余り隔たっていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android