日本歴史地名大系 「舟津神社」の解説 舟津神社ふなつじんじや 福井県:鯖江市上鯖江村舟津神社[現在地名]鯖江市舟津町一丁目王(おう)山の東麓にある。祭神は大彦(おおひこ)命。旧県社。相殿として大山御板(おおやまみいた)神社があり、祭神は猿田彦(さるたびこ)命・孝元天皇・金山彦(かなやまびこ)命・素佐奈雄(すさのお)命。「延喜式」神名帳にみえる今立(いまだて)郡一四座中の「丹津(ニツノ)神社」に、相殿の大山御板神社は丹生(にう)郡一四座中の「大山御板(オホヤマミタノ)神社」に比定される。古くは王山より東は今立郡、西は丹生郡三太(みた)郷で、大山御板神社は王山の山上に、舟津神社はその山麓にあり、上宮・下宮と称し、両社は三町余り隔たっていたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by