般若面(読み)ハンニャメン

デジタル大辞泉 「般若面」の意味・読み・例文・類語

はんにゃ‐めん【般若面】

般若2」に同じ。
はんにゃづら(般若面)」に同じ。

はんにゃ‐づら【般若面】

般若の面に似た恐ろしい顔。特に、嫉妬しっとに狂う女性の顔をたとえていう。般若顔。はんにゃめん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「般若面」の意味・読み・例文・類語

はんにゃ‐めん【般若面】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はんにゃ(般若)の面(めん)
    1. [初出の実例]「般若面の鬼女の相ではなく、〈略〉細長い顔の笑顔に変っていた」(出典:万徳幽霊奇譚(1970)〈金石範〉四)
  3. はんにゃづら(般若面)

はんにゃ‐づら【般若面】

  1. 〘 名詞 〙 般若の面に似た恐ろしい顔。特に嫉妬に狂った女の顔をたとえていう。般若。般若顔。般若のめん。はんにゃめん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「般若面」の解説

般若面
はんにゃのめん

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治37.8(大阪・角座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android