船打鉱山(読み)ふなうちこうざん

日本歴史地名大系 「船打鉱山」の解説

船打鉱山
ふなうちこうざん

[現在地名]相馬村

作沢さくざわ川の上流鴫沢しぎさわ(五三一・三メートル)北西約一キロの山中にあった。

明治初年の相馬村大黒谷万右衛門以降、幾多の採鉱権者の手を経ながら鉛の採掘が行われていたが、昭和四年(一九二九)日本曹達鉱業権を得、同九年から本格的に開発が進められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android