船田村(読み)ふなたむら

日本歴史地名大系 「船田村」の解説

船田村
ふなたむら

[現在地名]松崎町船田

吉田よしだ村の東、那賀なか川右岸の支流船田川流域に位置する。村名は船津氏が開いたことによる説と、津波のとき船がここまで打上げられたことによる説がある(増訂豆州志稿)那賀郡に属する。江戸時代の領主変遷江奈えな村と同じ。元禄郷帳によると高一八六石余。「掛川誌稿」によると高一七八石余、戸数六三(うち佃戸二)・人数二三〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android