色入(読み)いろいり

精選版 日本国語大辞典 「色入」の意味・読み・例文・類語

いろ‐いり【色入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 能楽に用いる装束、持ち物、大道具などで、その色彩多少とも赤色のはいっているもの。若い女性などを演ずる時に用いることが多い。⇔色無し
  3. 転じて、彩色が施されていること。また、そのもの。特に赤色についていう。
    1. [初出の実例]「舅が欲を止兼(とめかね)た紅粉絞の色入帷子(かたびら)」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む