色無(読み)いろなし

精選版 日本国語大辞典 「色無」の意味・読み・例文・類語

いろ‐なし【色無】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 色がないこと。また、そのもの。特に能楽で、その使用する装束、持ち物、大道具などで赤色の全く用いられていないもの。女性の場合、普通、中年からは色無しを用いる。⇔色入り。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 色を売ることなしに、芸だけを売ること。また、その芸妓
    1. [初出の実例]「有芸子、弾三味線、而佐酒、年紀略限于二八前後、絶不寝席、因又称無色(イロナシ)」(出典:洒落本・月花余情(1746)江南妓邑記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む