デジタル大辞泉 「芋茶杓」の意味・読み・例文・類語 いも‐ちゃしゃく【芋茶×杓】 茶道具の茶杓の一。もとは中国の唐宋時代の象牙ぞうげの薬さじで、日本に渡来して茶杓に使われた。先が笹の葉状で、柄の末端に薬を粉末にする小球がついている。芋の子茶杓。芋の葉茶杓。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「芋茶杓」の意味・読み・例文・類語 いも‐ちゃしゃく【芋茶杓】 〘 名詞 〙 茶杓の一種。ぞうげ製で先端は芋の葉に似ている。中国の薬さじを応用したもので、その名残りに柄の末端には薬を砕くための小さな球が付いている。[初出の実例]「床 丸絵懸、水指 ゑふこ 高茶椀 なつめ いも茶杓」(出典:宗達茶湯日記(自会記)‐永祿七年(1564)一二月二三日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例