芝金杉町在方分(読み)しばかなすぎちようざいかたぶん

日本歴史地名大系 「芝金杉町在方分」の解説

芝金杉町在方分
しばかなすぎちようざいかたぶん

東海道沿いに新堀しんぼり(古川)に架かる金杉橋の南へ続く金杉一一ヵ町の在方分。豊島郡に所属。田園簿に金杉町とみえ、高一三石余は皆畑。ほかに舟役三八艘分永三貫八〇〇文。幕府領。金杉の一一ヵ町は古来より代官支配地であるが、東海道筋に早くから町家が立並び、寛文二年(一六六二)以降は代官・町奉行両支配となった。同一一年八月関東郡代により検地が行われ、その節の反別三町八反余・高三八石余。元禄八年(一六九五)の検地では反別五町三反余、高は武家方抱屋敷ならびに寺社も合せて五八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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