芥見河岸(読み)あくたみかし

日本歴史地名大系 「芥見河岸」の解説

芥見河岸
あくたみかし

[現在地名]岐阜市芥見町屋

郡上ぐじよう(長良川)筋の川湊で、町屋まちや河岸ともいう。上流筋に中屋なかや小瀬おぜ(現関市)下流筋に日野ひの長良河渡ごうどなどの川湊があるが、当河岸は長良河岸に次ぐ重要な湊であった。物資集散地であり、旅客も多かったため、旅籠屋・茶店・商店が並び、町屋の名にふさわしい賑いを呈した。積荷の一つ年貢米は伊勢桑名まで運ばれたが、運賃は廻米一石につき米二升五合、そのほか増米一石につき米一升ずつであった(天明二年加野村明細帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む