芦屋市(読み)アシヤシ

デジタル大辞泉 「芦屋市」の意味・読み・例文・類語

あしや‐し【芦屋市】

芦屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「芦屋市」の意味・わかりやすい解説

芦屋〔市〕
あしや

兵庫県南東部,大阪湾にのぞむ市。神戸市と西宮市に隣接する。 1940年精道村を改称して市制。六甲山地と大阪湾にはさまれた景勝地で,高級住宅都市。大正末期から昭和初期にかけて芦屋川畔や山手台地に高級住宅地の造成が進み,1960年代前半からかつての豪邸跡や宮川上流域に相次いで高級マンションが建設され,面積 125.5haの埋立て地には高層ビル群を中心とする人口約2万人のシーサイドタウンが建設された。 51年国際文化住宅都市に指定。市内には平城天皇の皇子阿保親王古墳親王の第5子在原業平の別荘跡がある。北部の六甲山地一帯は瀬戸内海国立公園に属し,奥池遊園地,花崗岩の景勝地ロックガーデンなどがある。 95年の兵庫県南部地震では甚大な被害をこうむった。市域南部を JR東海道本線,阪急電鉄,国道2号線など主要鉄道,道路が通る。面積 18.47km2(境界未定)。人口 9万3922(2020)。

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