芦田高子(読み)アシダ タカコ

20世紀日本人名事典 「芦田高子」の解説

芦田 高子
アシダ タカコ

昭和期の歌人



生年
明治40(1907)年10月1日

没年
昭和54(1979)年3月13日

出生地
岡山県勝田郡新野村(現・勝北町)

学歴〔年〕
梅花女専国文科〔昭和5年〕卒

経歴
教師、出版社員などを経て結婚。大正末年から作歌を始め、昭和22年「新歌人」を創刊主宰歌集に「流檜」「内灘」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芦田高子」の解説

芦田高子 あしだ-たかこ

1907-1979 昭和時代の歌人。
明治40年10月1日生まれ。金沢にすみ,昭和22年「新歌人」を創刊,主宰。29年米軍試射場の土地接収反対闘争をうたった「内灘(うちなだ)」で注目され,34年刊行の「北ぐに」とともにソ連翻訳出版された。昭和54年3月13日死去。71歳。岡山県出身。梅花女子専門学校卒。歌集に「兼六園」「白き魔」など。
格言など】売る前の希(ねが)ひにひとひ着てあるき思ひ足りたる着物をたたむ(「新撰六人集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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