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兼六園 けんろくえん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

兼六園
けんろくえん

石川県金沢市,金沢城跡に隣接する回遊式の林泉大庭園 (→回遊式庭園 ) 。面積約 10万 740m2。水戸の偕楽園,岡山の後楽園とともに日本三名園の一つ。もと加賀藩主前田家の庭園で,文政5 (1822) 年 12代藩主前田斉広の時代に拡張,大改修されて今日の規模と景観になった。

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デジタル大辞泉の解説

けんろく‐えん〔‐ヱン〕【兼六園】

石川県金沢市にある池泉回遊式庭園。加賀藩主前田侯の庭として延宝年間(1673~1681)ころ造られ、文政年間(1818~1830)に補修。宏大(こうだい)幽邃(ゆうすい)・人力・蒼古(そうこ)・水泉・眺望の六勝を兼ね備えることから名づけられた。岡山の後楽園、水戸の偕楽園(かいらくえん)とともに日本三名園の一。

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百科事典マイペディアの解説

兼六園【けんろくえん】

石川県金沢市,金沢城跡南東部にある池泉回遊式庭園(名勝)。日本三名園の一つ。1819年藩主前田斉広が拡張,面積10万m2で,高所の千歳台,低所の蓮池庭に分かれ,広大,幽邃(ゆうすい),人力,蒼古(そうこ),泉石,眺望の六つを兼ねるとして命名。
→関連項目金沢[市]後楽園(岡山)

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世界大百科事典 第2版の解説

けんろくえん【兼六園】

石川県金沢市の中央部,小立野(こだつの)台地の末端に位置する公園。日本三名園の一つ。もと前田利長の時代からの加賀藩主の庭園で,1676年(延宝4)5代藩主綱紀が整備し,雅宴を催したことが知られるが,1759年(宝暦9)の大火後荒廃した。11代治脩(はるなか)と12代斉広が池の改修,御殿の築造をおこない,1822年(文政5)松平定信(白河楽翁)に園の命名を依頼した。〈兼六園〉とは中国宋の李格非の《洛陽名園記》からとったもので,〈宏大,幽邃(ゆうすい),人力,蒼古,水泉,眺望〉の六勝を兼ねた名園を意味している。

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大辞林 第三版の解説

けんろくえん【兼六園】

〔「宏大・幽邃ゆうすい・人力・蒼古・水泉・眺望」の六を兼ねる意〕
金沢市にある池泉回遊式庭園。前田家第二代藩主利長の時代に作庭が始まり、文政年間(1818~1830)修復され現在の形となる。日本三名園の一。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

兼六園
けんろくえん

石川県金沢市にある加賀百万石の名園。池泉大回遊式総合庭園で、大名庭園の典型的意匠をもつ。最初に作庭された箇所は蓮池庭付近で、前田家第2代藩主利長(としなが)のときである。この庭は、日本庭園のなかでもっとも長い年月をかけて完成したもので、寛永(かんえい)(1624~44)初年から天保(てんぽう)年間(1830~44)まで約200年を費やしている。兼六園の名称は、楽翁松平定信(さだのぶ)が12代斉広(なりなが)の依嘱を受けて命名したもので、宋(そう)の李格非(りかくひ)の『洛陽(らくよう)名園記』の文章に拠(よ)り「宏大、幽邃(ゆうすい)、人力、蒼古(そうこ)、水泉、眺望の六勝をよく兼ね備えている名園」の意である。広さは約3万0500坪(約10万0700平方メートル)、各時代それぞれの意匠様式が残されていてまことにおもしろい。寛永のころは、小堀遠州が園内でもっとも大きい築山(つきやま)である山崎山とその付近の作庭を設計指導し、施工には賢庭(けんてい)があたっている。したがって、付近の三尊石組(いしぐみ)や他の石組、流れの意匠はみごとである。流れには大小二つの中島があり、流れは大池泉(霞(かすみ)ヶ池)に導かれている。名物の徽軫灯籠(ことじどうろう)をはじめ、内橋亭、夕顔亭などの草庵(そうあん)茶室などの見どころもあり、四季の遊園観賞に富んでいる。特別名勝。[重森完途]

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