デジタル大辞泉
「花の色」の意味・読み・例文・類語
はな‐の‐いろ【花の色】
1 花の色合い。
「―はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」〈古今・春下〉
2 花染めの色。また、その色の衣。
「―に染めし袂の惜しければ衣替へうき今日にもあるかな」〈拾遺・夏〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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はな【花】 の 色(いろ)
- ① 花の色あい。
- [初出の実例]「花の色はうつりにけりないたづらに我身世にふるながめせしまに〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春下・一一三)
- ② 花染(はなぞめ)の色。また、その色の衣。
- [初出の実例]「花の色にそめしたもとのをしければ衣かへうきけふにもある哉〈源重之〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)夏・八一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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