デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花柳勝次郎」の解説 花柳勝次郎 はなやぎ-かつじろう 1834-1912 幕末-明治時代の振付師。天保(てんぽう)5年生まれ。11代市村羽左衛門の甥(おい)。初代花柳寿輔に入門,22歳で守田座の振付師となる。稽古(けいこ)はきびしく,また極端な潔癖家で,稽古中でも踊りを中断してごみやちりをひろったという。師の寿輔と共作の「釣女」がある。大正元年9月23日死去。79歳。江戸出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例