花色木綿(読み)ハナイロモメン

精選版 日本国語大辞典 「花色木綿」の意味・読み・例文・類語

はないろ‐もめん【花色木綿】

  1. 〘 名詞 〙 はなだ色に染めた木綿。多く着物の裏地に用いた。
    1. [初出の実例]「しまのはおり布子はないろもめんのうらつきがくうらとは見へず」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の花色木綿の言及

【出来心】より

…落語。別名《花色木綿(はないろもめん)》《盗人出来心(ぬすびとできごころ)》。原話は《江戸前噺鰻(はなしうなぎ)》(1808)所収の〈ぬす人〉。…

※「花色木綿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む