献辞辞典 「花・花代」の解説 花・花代 お花に代えてという意味合いがあり、花街の芸妓や 芸者、宴会のホスト・ホステス、御輿の担ぎ手などに対して贈る寸志やご祝儀の表書きの献辞 (上書き)に用いられるものです。発祥は、芸者・娼妓などの揚げ代として用いられたものの呼称で、江戸時代以降には華やかな 祭のご祝儀として用いられ、大正時代以降には様々な宴会のホスト・ホステスなどへの寸志と して用いられるようになりましたが、古くは男女の交際において男性が女性に対する贈り物に 生花添えて贈って心を引いたことに発祥します。 出典 (株)ササガワ献辞辞典について 情報