花菱草(読み)ハナビシソウ

デジタル大辞泉 「花菱草」の意味・読み・例文・類語

はなびし‐そう〔‐サウ〕【花×菱草】

ケシ科多年草。高さ約50センチ。葉は羽状複葉で、裂片は糸状。夏、黄色い4弁花を開く。米国カリフォルニアの原産で、明治初期に渡来。カリフォルニアポピー。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花菱草」の意味・読み・例文・類語

はなびし‐そう‥サウ【花菱草】

  1. 〘 名詞 〙 ケシ科の多年草。北アメリカ原産で、明治初年に渡来し観賞用に栽培される。高さ三〇~五〇センチメートル。葉は長柄をもち二~三回羽状複葉で裂片は線状。夏、茎頂からのびた花柄の先に径約六センチメートルの四弁花が咲く。花色は黄色が普通だが園芸品種によって変化がある。果実は長楕円形で長さ約八センチメートル、熟すと二裂して黒い種子を散布する。和名は花の形が花菱紋に似ていることによる。《 季語・夏 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「花菱草」の解説

花菱草 (ハナビシソウ)

学名Eschscholzia californica
植物。ケシ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android