芳村種吉(読み)ヨシムラ タネキチ

20世紀日本人名事典 「芳村種吉」の解説

芳村 種吉
ヨシムラ タネキチ

明治期の海軍軍医中将 海軍軍医総監。



生年
安政6年4月25日(1859年)

没年
大正1(1912)年11月14日

出生地
美作国大庭郡上福田村(岡山県川上村)

本名
芳村 晋

旧姓(旧名)
丸山

学歴〔年〕
東京大学医学部〔明治15年〕卒

経歴
医師の従祖父芳村杏斎養子となる。明治15年秋田病院副院長などを経て、18年海軍に入り、海軍軍医学校教諭、高千穂艦軍医長、佐世保鎮守府海兵団軍医長などを務める。28年和泉艦軍医長、のち厳島艦軍医長となり、38年軍医総監に進み、呉鎮守府病院長、佐世保海軍病院長兼鎮守府軍医長を歴任。のち軍医中将となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳村種吉」の解説

芳村種吉 よしむら-たねきち

1859-1912 明治時代軍人
安政6年4月25日生まれ。芳村杏斎(きょうさい)の養子。秋田病院副院長などをへて,明治18年海軍にはいり海軍軍医学校教諭,佐世保鎮守府海兵団軍医長,和泉(いずみ)艦軍医長などを歴任。38年軍医総監にすすみ,佐世保海軍病院長兼鎮守府軍医長。大正元年11月14日死去。54歳。美作(みまさか)(岡山県)出身。東京大学卒。本姓は丸山。名は晋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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