若城希伊子(読み)ワカシロ キイコ

20世紀日本人名事典 「若城希伊子」の解説

若城 希伊子
ワカシロ キイコ

昭和・平成期の脚本家,小説家 むらさきの会主宰



生年
昭和2(1927)年4月4日

没年
平成10(1998)年12月22日

出生地
東京・渋谷

学歴〔年〕
日本女子大学卒,慶応義塾大学文学部国文科〔昭和25年〕卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭賞(優秀賞)〔昭和46年〕「青磁の色は空の色」,新田次郎文学賞(第2回)〔昭和58年〕「小さな島の明治維新―ドミンゴ松次郎の旅」

経歴
昭和46年ラジオドラマ「青磁の色は空の色」で芸術祭賞優秀賞を受賞小説を書き始めて5年目の昭和58年「小さな島の明治維新―ドミンゴ松次郎の旅」で第2回新田次郎文学賞受賞。他に「ガラシャにつづく人々」「想い川」「愛・15歳の絶唱」「空よりの声」など著書多数。源氏物語講読の“むらさきの会”主宰。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「若城希伊子」の解説

若城希伊子 わかしろ-きいこ

1927-1998 昭和後期-平成時代の脚本家,小説家。
昭和2年4月4日生まれ。46年ラジオドラマ「青磁の色は空の色」で芸術祭賞優秀賞。小説も手がけ,58年「小さな島の明治維新―ドミンゴ松次郎の旅」で新田次郎文学賞をうけた。平成10年12月22日死去。71歳。東京出身。慶大卒。作品はほかに「光源氏の世界」「ガラシャにつづく人々」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「若城希伊子」の解説

若城 希伊子 (わかしろ きいこ)

生年月日:1927年4月4日
昭和時代;平成時代の脚本家;小説家
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android