若宮修古館(読み)わかみやしゆうこかん

日本歴史地名大系 「若宮修古館」の解説

若宮修古館
わかみやしゆうこかん

[現在地名]白鳥町長滝

白山長滝はくさんながたき神社の北隣にある若宮家の住宅および陳列場。若宮家はもと白山中宮長滝はくさんちゆうぐうちようりゆう寺の執行家で、明治初年の神仏分離以後は白山長滝神社の社家である。住宅は天明五年(一七八五)の建築で同年の棟札が残り「奉造九尺四間神前屋敷」とあるのは現若宮家の奥座敷六畳二間に相当する。現在は床・棚・押入などが設けられており、水屋・湯殿は後世の改修とみられる。これと文化八年(一八一一)棟札の「五間六間」相当分を含め、家屋は桁行九・五間、一重梁間五間、屋根は切妻造で、はじめは板葺であったと推定されるが、現在は銅板葺である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の美術館・博物館INDEX 「若宮修古館」の解説

わかみやしゅうこかん 【若宮修古館】

岐阜県郡上市にある歴史博物館。昭和42年(1967)創立。代々長滝白山神社の宮司を務める若宮家に伝わる歴史資料・古美術品を展示する。建物は天明5年(1785)に建てられた社家建築。
URL:http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/255.html
住所:〒501-5104 岐阜県郡上市白鳥町長滝138
電話:0575-85-2023

出典 講談社日本の美術館・博物館INDEXについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む