若菜摘(読み)わかなつみ

精選版 日本国語大辞典 「若菜摘」の意味・読み・例文・類語

わかな‐つみ【若菜摘】

  1. 〘 名詞 〙 春の野に出て若菜を摘むこと。また、その人。主に女性が行なった。若菜狩。《 季語新年
    1. 若菜摘〈都林泉名所図会〉
      若菜摘〈都林泉名所図会〉
    2. [初出の実例]「七日、雪まのわかなつみ」(出典:枕草子(10C終)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「若菜摘」の解説

若菜摘
〔長唄〕
わかなつみ

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
桜田左交
演者
杵屋勝五郎(2代)
初演
天保11.3(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android