若菜摘(読み)わかなつみ

精選版 日本国語大辞典 「若菜摘」の意味・読み・例文・類語

わかな‐つみ【若菜摘】

  1. 〘 名詞 〙 春の野に出て若菜を摘むこと。また、その人。主に女性が行なった。若菜狩。《 季語新年
    1. 若菜摘〈都林泉名所図会〉
      若菜摘〈都林泉名所図会〉
    2. [初出の実例]「七日、雪まのわかなつみ」(出典:枕草子(10C終)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「若菜摘」の解説

若菜摘
〔長唄〕
わかなつみ

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
桜田左交
演者
杵屋勝五郎(2代)
初演
天保11.3(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android