苦厄(読み)クヤク

精選版 日本国語大辞典 「苦厄」の意味・読み・例文・類語

く‐やく【苦厄】

  1. 〘 名詞 〙 仏語苦悩と災厄。くるしみとわざわい。
    1. [初出の実例]「世間の苦厄をすくふこと、仏世尊にはしかず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)帰依三宝)
    2. 「五陰皆空なりと照見して一切の苦厄を度(わた)すといふ心をよめる」(出典:良寛歌(1835頃))
    3. [その他の文献]〔般若心経〕

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普及版 字通 「苦厄」の読み・字形・画数・意味

【苦厄】くやく

災厄。

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