苦味剤(読み)くみざい

精選版 日本国語大辞典 「苦味剤」の意味・読み・例文・類語

くみ‐ざい【苦味剤】

  1. 〘 名詞 〙 千振(せんぶり)龍胆(りゅうたん)黄連(おうれん)などを原料とする苦味の強い薬剤。主に胃液分泌を助け、健胃剤として用いる。苦味薬(くみやく)
    1. [初出の実例]「産婆が取よせたる苦味剤(クミザイ)産児(うぶご)に与へなどする中に」(出典:己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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