苦思(読み)くし

精選版 日本国語大辞典 「苦思」の意味・読み・例文・類語

く‐し【苦思】

  1. 〘 名詞 〙 心を苦しめながら思うこと。苦しい思い。苦心
    1. [初出の実例]「後来も、思ひ企たれども不成梟(けり)と見んも、不苦思也」(出典正法眼蔵随聞記(1235‐38)三)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐韓策・昭侯〕

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普及版 字通 「苦思」の読み・字形・画数・意味

【苦思】くし

苦考。

字通「苦」の項目を見る

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