英雲岩(読み)えいうんがん(その他表記)greisen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「英雲岩」の意味・わかりやすい解説

英雲岩
えいうんがん
greisen

石英白雲母またはリシア雲母黄玉などから成る粒状岩。おもに花崗岩高温の熱水性鉱化作用や気成作用を受けて変質したもの。スズ石電気石蛍石金紅石鉄マンガン重石などを伴い,スズ鉱床の母岩となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む