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気成作用 きせいさよう pneumatolysis; pneumatolytic process

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

気成作用
きせいさよう
pneumatolysis; pneumatolytic process

マグマから分離した高温のガスによって鉱物が直接晶出したり,岩石の交代変質が起るような作用。昇華作用,ガスとガスの反応による鉱物の生成作用 ( SnF4(g)+2H2O(g)→SnO2+4HF(g) など) ,およびガスと岩石の反応による新しい鉱物種の生成作用などをいう。

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デジタル大辞泉の解説

きせい‐さよう【気成作用】

マグマ固結の末期に、マグマから分離した高温のガス成分によって鉱物が生成したり岩石が変質したりする作用。

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百科事典マイペディアの解説

気成作用【きせいさよう】

マグマの固結の残液について,かつて水の臨界温度以上では気相状態であり,それに含まれるフッ素,塩素,ホウ素などから電気石,フ(斧)石,トパーズ,蛍石,リン灰石,柱石などの鉱物が晶出して鉱床ができたり,また岩石が水蒸気やこれら元素の作用で変質すると考えられた。
→関連項目気成鉱床

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岩石学辞典の解説

気成作用

最初にブンゼン火山ガスや蒸気の影響によって鉱物が形成される過程としたが[Bunsen : 1851],ブレガーは広く解釈してマグマの揮発性成分によって鉱物の全部または一部が形成されるすべての過程をいうとした[Brögger : 1850].一般には固結しつつあるマグマから放出されたガスの作用により,岩石が変質するか鉱物が生成する作用をいう.ギリシャ語pneumatosは空気,ガスの意味.

出典|朝倉書店
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