茂才(読み)もさい

精選版 日本国語大辞典 「茂才」の意味・読み・例文・類語

も‐さい【茂才】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すぐれた学才。また、その持主秀才
    1. [初出の実例]「爰則建庠序、徴茂才、定五礼」(出典懐風藻(751)序)
    2. 「博学茂才なる人々の作れる文共も、あるは千災を高験之貴僧に便り」(出典:太閤記(1625)二〇)
  3. 文章得業生(もんじょうとくごうしょう)異称の一つ。
    1. [初出の実例]「感勘解藤相公賢郎茂才蒙課試之綸旨聊呈鄙懐 源孝道」(出典:本朝麗藻(1010か)下)
  4. 中国で漢代に行なわれた官吏登用試験の科目。また、それに合格した者。もと「秀才」といったのを、後漢の代に光武帝劉秀の諱(いみな)を避けて呼びかえたもの。〔制度通(1724)〕 〔漢書‐武帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む