(読み)モ

デジタル大辞泉 「茂」の意味・読み・例文・類語

も【茂】[漢字項目]

常用漢字] [音](呉) [訓]しげる
草木がしげる。「繁茂
[名のり]あり・いかし・し・しげ・しげい・しげみ・たか・とお・とも・とよ・もちもと・ゆた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茂」の意味・読み・例文・類語

も・し【茂】

〘形ク〙
① 草木が生い茂っている。繁茂している。
万葉(8C後)二・一八五「水伝ふ磯の浦廻の石つつじ木丘(モク)咲く道をまたも見むかも」
② 盛んである。著しい
書紀(720)顕宗元年四月(寛文版訓)「夫れ前の播磨国司来目部小楯〈更の名は、磐楯〉求め迎へて朕を挙(あ)げたり。厥の功茂(モシ)焉」

も‐・する【茂】

〘自サ変〙 も・す 〘自サ変〙 草や木が茂る。茂生する。
正法眼蔵(1231‐53)仏性「芽茎生長し、枝葉華果もすことあり」
[補注]上代形容詞「もし(茂)」が漢文訓読語として継承され、それを動詞と考えてサ変に活用させたもの。

も‐・す【茂】

〘自サ変〙 ⇒もする(茂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「茂」の解説

茂 (モ)

植物沈水植物総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android