茨木杉風(読み)イバラギ サンプウ

20世紀日本人名事典 「茨木杉風」の解説

茨木 杉風
イバラギ サンプウ

大正・昭和期の日本画家



生年
明治31(1898)年2月8日

没年
昭和51(1976)年8月12日

出生地
滋賀県近江八幡市

本名
茨木 芳蔵

別名
旧号=芳太郎,別号=芳寿堂

学歴〔年〕
滋賀県立八幡商卒

経歴
大正7年上京、近藤浩一路師事。11年第9回院展に初入選、昭和5年日本美術院院友に。12年、小林巣居人、田中案山子らと新興美術院結成。現代の文人画といわれる作風を展開し、代表作に「漁村冬日」「濠端三題」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茨木杉風」の解説

茨木杉風 いばらぎ-さんぷう

1898-1976 大正-昭和時代の日本画家。
明治31年2月8日生まれ。近藤浩一路(こういちろ)に水墨画をまなび,大正11年院展に初入選。昭和5年院友。12年小林巣居人らと新興美術院を結成。故郷滋賀県の風景をこのんでえがいた。昭和51年8月12日死去。78歳。八幡商業卒。本名は芳太郎。号ははじめ衫風。代表作に「湖畔の街」「近江(おうみ)八景」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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