茶摘唄(読み)ちゃつみうた

日本大百科全書(ニッポニカ) 「茶摘唄」の意味・わかりやすい解説

茶摘唄
ちゃつみうた

日本民謡の分類上、仕事唄なかの1種目で、茶摘み作業のおりの唄の総称。この作業は、チャ新葉三葉摘みとか四葉摘みという形式で手で摘むだけの単純労働であるため、おもに女性によって行われてきた。そのため茶摘み作業の唄には信仰的なものはまったくなく、単に単純作業に飽きるから歌うという程度のものばかりである。したがって、利用される唄も、酒盛り唄流行(はやり)唄をはじめ、茶揉(もみ)唄を転用する場合が多い。

竹内 勉]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む