茶袋(読み)チャブクロ

精選版 日本国語大辞典 「茶袋」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐ぶくろ【茶袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 葉茶を入れておく紙袋。
    1. [初出の実例]「みつもののうちまき取り、茶袋(チャブクロ)に入れ」(出典御伽草子一寸法師(室町末))
  3. 葉茶を入れて煎ずるための布袋。ちゃんぶくろ。
    1. [初出の実例]「瀑した布の切も離さぬ 茶袋はぬふた所がおもしろい」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)九)

ちゃん‐ぶくろ【茶袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 「ちゃぶくろ(茶袋)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「弟もともに足軽月の影〈素丸〉 鬼灯売りはちゃん袋うり〈蓮之〉」(出典:俳諧・五色墨(1731))
  3. ( 使い古した茶袋に似ているところから ) 大阪にわか・軽口に用いる布製袋形のかつら

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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