茶金石(読み)ちゃきんせき

精選版 日本国語大辞典 「茶金石」の意味・読み・例文・類語

ちゃきん‐せき【茶金石】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゃきんせき(砂金石)」の変化した語 ) 石英中に赤鉄鉱雲母などの細鱗(さいりん)を含む鉱物茶褐色で、金粉をまきちらしたような光輝を放ち、簪(かんざし)の玉または笄(こうがい)などの装飾用にされる。
    1. [初出の実例]「茶金石(チャキンセキ)の簪(かんざし)、チョイと横へ」(出典:洒落本・金郷春夕栄(1850)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む