日本歴史地名大系 「草加部八幡神社」の解説 草加部八幡神社くさかべはちまんじんじや 香川県:小豆郡内海町苗羽村草加部八幡神社[現在地名]内海町苗羽苗羽(のうま)字馬木(うまき)の内海湾に面した小丘馬目木(ばべの)台にある。西村(にしむら)から坂手(さかて)に至る旧内海五ヵ村の郷社である。亀甲山(きつこうざん)八幡神宮・内海八幡ともいう。祭神は誉田別尊・仲姫命・大帯媛命。別当寺は八幡寺であったが、明治の神仏分離で廃寺となった。鎌倉時代の創建と考えられる。明応六年(一四九七)正月日の利貞名等算用日記(赤松家文書)によれば、祭礼当日は相撲・流鏑馬などが行われ、各名主がその費用を負担した。また当宮に奉納された鰐口に「敬白奉施入草加部庄八幡宮 応永四丁丑八月七日、願主宥賢敬白」とあった(新修香川県史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by