草飼村(読み)くさかいむら

日本歴史地名大系 「草飼村」の解説

草飼村
くさかいむら

[現在地名]竹野町草飼

松本まつもと村の西、竹野川下流域左岸の山沿いに位置する。康応元年(一三八九)八月日の竹野郷道場分相博状(興長寺文書)の作人の肩書に「クサカイ」とみえる。江戸時代の領主変遷宇日うひ村に同じ。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図に村名がみえ、高一五八石余。元禄九年(一六九六)の但州村々法度五人組帳(冨森家文書)でも同高。元文四年(一七三九)の家数人数其外書上帳(細田家文書)によると家数二二・人数一五四、寺一・社八、牛五。延享二年(一七四五)の人家牛船数書上帳(同文書)では家数二三・人数一四八、牛八。出石封内明細帳でも高に変化はないが、四三石八斗余は大荒とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android