草鹿沢村(読み)そうかざわむら

日本歴史地名大系 「草鹿沢村」の解説

草鹿沢村
そうかざわむら

[現在地名]甲府市草鹿沢町

御岳みたけ村の西にあり、西に太刀岡たちおか山がそびえる。北西芦沢あしざわ(現敷島町)。集落東を亀沢かめざわ川支流草鹿沢川が南流する。当村以南の亀沢川流域一二ヵ村を亀沢入とよんだ。かつて亀沢口(現敷島町)から登る御岳道の道筋にあたり、当村から御岳村へ出る道は四十八盤しじゆうはちまがり(八十八盤)とよばれる難路だった。しかし飢饉の折金桜かなざくら神社が貯穀米を近在の村に与えたことから、これに感謝した村民下福沢しもふくざわ(現敷島町)方面へ抜ける隧道(穴口)を開削したという伝承がある(中巨摩郡町村取調書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む