荏原神社
えばらじんじや
[現在地名]品川区北品川二丁目
旧南品川宿の北端、目黒川左岸沿いにあり(昭和三年の河川改修前は右岸)、江戸時代後期には西側と南側は筑後久留米藩主有馬氏の抱屋敷。旧称を貴布禰社または貴船明神社といい、祭神は高
神。相殿神二座(左神明・右祇園牛頭天王)。旧郷社。江戸時代には南品川宿の鎮守。創建時期は不明だが、当初の鎮座地は南品川宿枝郷三ッ木と伝え、相殿の神明は長元二年(一〇二九)、牛頭天王は宝治元年(一二四七)の勧請という。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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