日本歴史地名大系 「南品川宿」の解説
南品川宿
みなみしながわしゆく
江戸時代の東海道品川宿を構成する三宿の一。目黒川に架かる
南品川宿の特徴は東海道沿いの町場の中に神社や寺院の門前町屋や島津筑後守忠徹抱屋敷などの武家地があり、内陸部は耕地と複雑に入交じっていたところにある。武家地は北品川宿に比べると少なく、門前町屋が多かったことが特徴である。文政期(一八一八―三〇)の南品川宿は二一の小名からなっていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報