荒倉村(読み)あらくらむら

日本歴史地名大系 「荒倉村」の解説

荒倉村
あらくらむら

[現在地名]美山町大字荒倉

平屋ひらや一〇ヵ村の一。由良川上流沿岸に位置し、若狭(小浜)街道に沿った山間集落。川の上流(北東)大内おおうち村、下流(南西)安掛あがけ村・野添のぞえ村。村内の平地に南北八メートル、東西一・五メートルの牛塚があり、古代に牛馬の供養をした塚と伝える。古代は「和名抄」に記す弓削ゆげ郷に属し、中世は野々村ののむら庄の地。

慶長七年(一六〇二)幕府領、元和五年(一六一九)より園部藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android