ぞえ

精選版 日本国語大辞典 「ぞえ」の意味・読み・例文・類語

ぞ‐え

(終助詞の「ぞ」と「え」が重なったもの) 文末活用語の終止形を受け、念をおすのに用いられる。近世語
幸若文学(寛永版)(室町末‐近世初)「もんがくわけ入てためしをたってくれうぞえ龍王め、りうわうめ」
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)七「コリャわたしが心のたけじゃぞへ」

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