荒場(読み)あれば

精選版 日本国語大辞典 「荒場」の意味・読み・例文・類語

あれ‐ば【荒場】

〘名〙
歌舞伎や操り芝居で、なぐり合い、または、斬り合いなどの場面。修羅場(しゅらば)
※雑俳・柳多留‐一〇四(1828)「菅原のあれ場をかたるざくろ口
② 荒廃した農地年貢を徴収することのできない荒地をいう。
地方凡例録(1794)六「元来のあれ場を不吟味にて、土地大概に見るゆゑ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android