荒居英次(読み)アライ エイジ

20世紀日本人名事典 「荒居英次」の解説

荒居 英次
アライ エイジ

昭和期の日本史学者 日本大学教授



生年
昭和2(1927)年9月6日

没年
昭和56(1981)年1月10日

出生地
東京市芝区(現・東京都港区)

学歴〔年〕
日本大学文学部史学科〔昭和26年〕卒,日本大学大学院文学研究科〔昭和33年〕博士課程修了

学位〔年〕
文学博士(日本大学)〔昭和43年〕

主な受賞名〔年〕
漁業経済学会賞〔昭和40年〕「近世日本漁村史の研究」,日本学士院賞〔昭和52年〕「近世海産物貿易史の研究」

経歴
昭和36年日本大学文理学部講師、39年助教授、47年教授を歴任。この間、日本歴史学会協会委員、地方史研究協議会常任理事、日本古文書学会理事なども務めた。52年「近世海産物貿易史の研究」で日本学士院賞受賞。他の著書に「幕藩制社会の展開過程」「近世の古文書」「近世日本漁村史の研究」「近世海産物経済史の研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒居英次」の解説

荒居英次 あらい-えいじ

1927-1981 昭和時代後期の日本史学者。
昭和2年9月6日生まれ。近世史を専攻する。昭和45年渡欧して近世海産物輸出に関する史料収集などにあたる。47年母校日大の教授。52年「近世海産物貿易史の研究」で学士院賞。昭和56年1月10日死去。53歳。東京出身。著作に「近世日本漁村史の研究」,編著に「近世の古文書」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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