荒木新田村(読み)あらきしんでんむら

日本歴史地名大系 「荒木新田村」の解説

荒木新田村
あらきしんでんむら

[現在地名]西宮市荒木町・大森町おおもりちよう日野町ひのちよう

助兵衛すけべえ新田村の西、武庫むこ川下流右岸の武庫郡の村。武庫川の除け堤と武庫川西堤に挟まれた三角状の地にある。上瓦林かみかわらばやし村域であった当地が開発されたのは明暦二年(一六五六)で、荒木新田開発請証文(岡本家文書)によると、上瓦林村市兵衛が請人となって開発した。なお同村六右衛門の一族が開発したともいわれている(瓦木村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android