莞然(読み)カンゼン

デジタル大辞泉 「莞然」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜん〔クワン‐〕【×莞然】

[ト・タル][文][形動タリ]にっこり笑うさま。莞爾かんじ
「フロレンス忽ち―として曰く」〈織田訳・花柳春話

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精選版 日本国語大辞典 「莞然」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜんクヮン‥【莞然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 にっこりと笑う様子微笑をたたえたさま。莞爾(かんじ)
    1. [初出の実例]「先生莞然」(出典:五山堂詩話(1807‐16)一)
    2. 「フロレンス忽ち莞然として曰く」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四九)
    3. [その他の文献]〔陸機‐弁亡論上〕

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普及版 字通 「莞然」の読み・字形・画数・意味

【莞然】かんぜん

莞爾。

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