菅沼貞三(読み)スガヌマ テイゾウ

20世紀日本人名事典 「菅沼貞三」の解説

菅沼 貞三
スガヌマ テイゾウ

昭和期の日本美術史学者 常葉美術館名誉館長;元・慶応義塾大学教授。



生年
明治33(1900)年12月11日

没年
平成5(1993)年2月20日

出生地
静岡県小笠郡西方村(現・菊川町)

学歴〔年〕
慶応義塾大学文学部美学美術史学科〔大正15年〕卒

学位〔年〕
文学博士(慶応義塾大学)〔昭和35年〕

経歴
京都帝大附属図書館勤務を経て、昭和5年帝国美術院附属美術研究所(現・東京国立文化財研究所)職員、22年慶応義塾大学講師、36年助教授、37年教授、45年愛知学院大学短期大学部教授、53年愛知学院大学教授を定年退職。同年より常葉美術館名誉館長。著書に「崋山の研究」「池大雅 人と芸術」「渡辺崋山 人と芸術」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅沼貞三」の解説

菅沼貞三 すがぬま-ていぞう

1900-1993 昭和時代の日本美術史学者。
明治33年12月11日生まれ。昭和21年母校慶大にまねかれ,37年教授。渡辺崋山(かざん),池大雅など,近世文人画の研究で知られた。のち郷里の静岡県菊川町の常葉(とこは)美術館名誉館長。平成5年2月20日死去。92歳。著作に「崋山の研究」「池大雅―人と芸術」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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