菅沼達吉(読み)スガヌマ タツキチ

20世紀日本人名事典 「菅沼達吉」の解説

菅沼 達吉
スガヌマ タツキチ

明治・大正期の実業家 大阪市助役。



生年
文久1年(1861年)

没年
大正4(1915)年5月3日

出生地
陸奥国仙台(宮城県)

旧姓(旧名)

学歴〔年〕
東京帝大卒

経歴
仙台藩大目付・森泰次郎の子に生まれ、12歳で菅沼家の養子となる。伯父成島柳北箕作秋坪漢学・英語学を学ぶ。二高教授兼舎監として9年間務めた後、銀行界に転じ、日本銀行大阪支店長を経て、山口銀行頭取に就任。のち手腕を買われて大阪市高級助役に選ばれ市政を担当。大阪電燈取締役も務め、関西政財界の重鎮として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅沼達吉」の解説

菅沼達吉 すがぬま-たつきち

1861-1915 明治-大正時代経営者
文久元年生まれ。二高教授兼舎監。のち日本銀行大阪支店長をへて山口銀行頭取,大阪電灯取締役となる。また大阪市高級助役をつとめた。大正4年5月3日死去。55歳。帝国大学卒。旧姓は森。幼名は精一郎。号は召水。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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