菌類動物(読み)きんるいどうぶつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「菌類動物」の意味・わかりやすい解説

菌類動物
きんるいどうぶつ

菌類好きの動物をいい、とくにキノコをおもな「すみか」とし、食用として生活する昆虫類は数科にわたっている。キノコムシオオキノコムシエンマムシハネカクシゾウムシなどの科である。そのほか、アザミウマ、ガの幼虫トビムシ類、ナメクジ類などがある。また、南アメリカのハキリアリや、アフリカから東南アジア、沖縄県石垣島などのシロアリは、植物質を砕いて小球に丸めたりして特別のキノコを栽培し、その菌糸を食用にする。

[寺川博典]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む