華岡加恵(読み)はなおか かえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「華岡加恵」の解説

華岡加恵 はなおか-かえ

1760-1827 江戸時代後期,華岡青洲(せいしゅう)の妻。
宝暦10年生まれ。京都で医学をまなんで紀伊(きい)那賀郡(和歌山県)に帰郷した青洲と結婚。夫がつくりだした経口麻酔薬の臨床実験に協力してその薬をたびたび服用。実験は成功したが,薬の副作用で失明した。文政10年死去。68歳。紀伊那賀郡出身。本姓妹背(いもせ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android